ニューエアでは学校時代の成績より、個性重視、個性尊重の方針のもと、個性豊かな人材を採用しようと尽力しています。出身校にこだわらず、すべての学生に門戸を開放しているのが特徴です。
私たちは、応募書類に学校名を記入させない独自のエントリーフォームを採用していますが、これは最終学歴などで採用担当者が先入観を持たずに、個人を公正に評価することが狙いです。それゆえ、有名校出身だからといって、難易度の高い資格を持っているからといって、合格するという保証はまったくありません。
ニューエアで働く人は大学卒とは限らず、さまざまな経験、考え方、価値観をもった人たちが切磋琢磨(せっさたくま)しあっています。入社前に「どこで」学んだかではなく、「何を」学んだのかを重視しているのです。
学校で優秀な成績を収めた人が、必ずしも社会で優秀な成績を収めるとは限りません。学校の成績など、その人の能力のほんの一部に過ぎません。学校の成績がいい人イコール優秀な人にはならないのが世の中のおもしろいところ。一般的に、日本では学校秀才ほど習った範囲内で物事を考えたり、教えられた方法で答えを見つけようとします。
知識経験で勝負しようとするため、既成概念から離れられないのです。モノを覚えることは得意ですが、無から何かを創造する力に欠けるきらいがあります。
問題が与えられると、「答え」を見つけるスピードはずば抜けているかもしれませんが、実社会においては「答え」はひとつとは限らず、経営には「答え」そのものがないかもしれないのです。いったい何が問題で、何が本質なのか、わからないこともざら。コンサルタントというのは、誰も気づかない、何もないところからひょいと問題を発見し、それを解決していく力が求められます。
いま何をなすべきか、何を考えるべきなのかを考え続けることがコンサルティングの仕事。問題を与えられれば満点をとるが、与えられなければ白紙の答案しか出せない。これは習ったことがあるけど、こっちは習っていないからわからない、では通用しない世界といえるでしょう
したがって、できない理由を滔々(とうとう)と並べたてる学校秀才ほど使いづらいというわけです。単なるもの知りは、知識の運び屋。知識がいくら豊富であっても、自ら問題をつくることができない人、新しい未知の世界にチャレンジする勇気のない人は、ニューエアの風土には合わないでしょう。「答えの正しさ」より「自分の頭でとことん考え抜いた主張」を私たちは求めています