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最上の教育



率先垂範こそ、人はついてくる


ニューエアでは、上位者ほど早く出勤するという習慣が根づいています。とてもいい習慣だと私たちは思っています。誰だって早起きは辛いもの。朝は少しでも眠っていたいものです。しかし、人を指導していく立場のものが、あるいは将来リーダーを目指す人が、自分に甘く部下に厳しくて、誰がその人についていこうとするのでしょうか。


部下は上位者の背中をよく見ています。口先だけでどんなにうまいことをいっても、上位者が怠けていれば瞬時に見抜いてしまいます。優秀な若手が入社しても、無能な上位者のもとでは、伸びる芽をつぶしてしまうのです。


人がついてくる

ニューエアで最も早く出社するのは社長の中村一八で、毎朝6時からさっそうと仕事に取りかかっています。


役員が重役出勤して、潰れたり、業績不振に陥る会社はごまんとあっても、経営トップや幹部など上位者が早く出勤する会社で倒産した会社を私たちは一社も知りません。本当の教育とは上位者が範を示すこと。自ら先頭に立って何をなすべきかを示すことです。地位が高くなればなるほどラクをしたらいけないということです。


重要なのは、上位者が誰よりも仕事に情熱を傾け、一心不乱に仕事に打ち込み、常に自分の足りなさを素直に省みることです。厳しい研修を受けさせることが教育ではなく、現場でリーダーの背中を見せることが最上の教育といえます。どれだけ部下のために汗をかくことができるか。


どれだけ自分自身を厳しく律することができるか。上位者の身をもって範を示す姿勢こそが、ニューエアの教育の根本思想になっているのです。


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