コンサルタントは顧客との信頼関係がなければ成り立たないビジネスです。クライアント(顧客企業)と私たちの間には、常に絶対的な信頼関係が必要です。秘密を守ることこそ、ニューエアにとって最も重要な心得といえます。その信頼は秘密を守ることによって得られます。秘密とはクライアントが秘密にしてほしいと願う情報であり、コンサルタント側の独断的な判断であってはなりません。
企業経営の根幹にかかわる機密データを集積して問題解決に取り組む私たちは、コンサルティングのプロとして秘密を守るという倫理観が強く求められます。そのため、ニューエアではいかなる理由があろうと、お客さまの承諾を得ることなしに、業務上知り得た機密情報を外部にもらさないことを約束しています。徹底した機密保持によって、信用を築き上げてきたのが、ニューエアの歩みでもあります。秘密を守るということは、必ずしも公に情報公開しないことだけではありません。不用意に一人にもらしても、その事実が「秘密を守れないコンサルティング・ファーム」に該当し、クライアントに不利益を与えてしまう恐れがあるからです。
知人・友人にもしゃべらない。恋人や夫婦間であっても話さない。たとえ拷問にかけられても、口を決して割らないなど、ニューエアでは「秘密は棺桶までもっていけ」の精神を、コンサルタントひとり一人の体に染み込むまで徹底的にたたきこまれるのです。
「自分だけがお客さまの秘密を知っている」という重荷を背負っているからこそ、人一倍責任感も感じるし、背筋がピーンと伸びるような緊張感・充実感も生まれます。どんなことがあっても、秘密を守るという倫理観がしっかりしていないと、強固な意志も貫けないし、真摯(しんし)に仕事に取り組むことはできないでしょう。コンサルティング契約が解消しても、担当コンサルタントが退社しても、コンサルタントという職業をやめてしまっても、永遠に秘密保持がひきつがれるニューエアだからこそ、本当の意味での安心をお客さまに提供することができるのです。