コンサルティングファーム・ニューエアServices業務案内

ホーム業務案内公開講座のご案内<トップマネジメントスクール【守破離】<塾長インタビュー

塾長インタビュー第1期~5期を振り返って


講師陣の魅力


---第5期が終了したわけですが、「トップマネジメントスクール守破離」のゲストは毎回そうそうたる顔ぶれです。どうしてこういった素晴らしい講師の方々をお呼びできるのでしょうか?


超多忙な身にもかかわらず、いつも快く引き受けてくださるのは、「トップマネジメントスクール守破離」の趣旨に賛同していただけるからなんです。名経営者たちに共通するのは、育ててくれた社会への感謝の気持ちは強く、根底には「何らかの形で世の中に恩返しをしたい」との思いがあることです。そこですかさず、「成功者は、若い人たちに語り継ぐ社会的責任があります。それが社会の財産になると思います」と一気呵成(かせい)にたたみかけるんです(笑)。


---その情熱でゲスト経営者を動かしているのですね。


「経営においても、人生においても、これから大きく羽ばたこうとする若き経営者を応援するのは社会的に意義深い」といって、最後にはニッコリご承諾くださいます(笑)。


---なるほど、人格者であるゲスト経営者の皆さまは世の中への恩返しという思いが強いわけですね。


後日ゲスト経営者に感想を求めると、皆さま一様に「私にとっても実に充実したひとときを過ごせました。また声をかけてくださいね」と喜んでくださいます。志をもったスクール生と接することでゲストもまた強烈な刺激を受けているようです。


対話型の魅力


---スクールの組み立てですが、ゲスト経営者が登場する前に、まず塾長から、ゲスト経営者にまつわるエピソードを通して考え方などを解説され、皆さんで討議を行います。おかげで、スクール生にとって、ゲスト経営者の講演に臨む下準備ができるわけですね。


ゲスト経営者の持つ経営哲学、仕事観、人生観はそれぞれ異なります。そのため、少し"予習"をしておかないと、ゲスト経営者の過激な発言を上滑りにとらえたり、本質を見誤ったりする恐れがあるんです。


---その点においても塾長の存在価値は大きいといえますね。


なかには、その大胆な発言や態度から、一見「守」を飛ばして「離」から入ったように感じられるゲスト経営者もいますが、それは錯覚なんです。個性は十人十色ですが、基本をおろそかにしてはいけないという経営の「守破離」をみな例外なく実践されています。


---さて、ゲスト経営者のご講演後、受講者全員が塾長やゲスト経営者を取り囲んで車座となり、熱い議論を交わします。このトークセッションこそ、「守破離」の真骨頂といえますね。


ゲスト経営者に直接教えを請うことのできる「対話型」スタイルにこだわっています。それぞれ、直面している問題や抱えている悩みは違います。対話型のよさは、スクール生ひとり一人とじっくり向き合って進めていける点にあるんです。


---何といっても、経営についての助言をもらえるところがありがたい‥。


自社の経営課題について相談にのってもらったり、悩みを打ち明け解決のための助言を受けられるのは、やはり「守破離」ならではの醍醐味です。 断腸の思いで大きな決断をする度に、誰にも相談できず、最後の最後までひとり悩み抜くのが経営者です。そのため、経営者は孤独な思考に陥りがち‥。それゆえ、信頼のおける経営者からの親身のアドバイスは骨身にしみるほどありがたいものなんですね。


---でも、事務局といたしましては、毎回ゲスト経営者に対する塾長の肺腑(はいふ)をえぐるような質問に正直ハラハラドキドキさせられますが‥(笑)。


あえてゲスト経営者の見解に挑戦し、核心に触れる質問を投げかけるようにしています(笑)。人生やビジネスの大先輩に対し挑発的な質問を投げかけるのは甚だ僭越ですが、やはりスクール生の立場にたって、鋭く切り込んでいくのが私の役割だと思っています。


---いつも感心することですが、複雑なことでもシンプルに、経営の本質をわかりやすくご解説いただけます。塾長の巧みなリードのおかげで、議論は白熱します。


傑出したゲスト経営者との気迫あふれる議論は、経営についての理解を深めるとともに、お互いが 強烈な刺激となり、もっと自分もがんばらねばという気持ちをかき立てられます。そういう意味では、ゲスト経営者の位置づけは単に先生と生徒、師匠と弟子というような関係ではないのですね。自分以外のやりとりに耳を傾けることによって、経営者として自己を見つめる絶好のチャンスにもなるんです。


懇親会の魅力


---脳に汗をかいた後、懇親会を毎回開催しますが、同席するゲスト経営者とざっくばらんにフランクに語れるというのも、「守破離」の魅力ですね。


一時間という限られた時間ですが、食事やお酒を一緒に楽しむことで、ゲスト経営者やスクール生同士との距離感が一気に縮まります。懇親会は一転して、肩ひじの張らない一種のサロンのような雰囲気になります。


---経営の夢を語りあい、互いから気軽に経営のアドバイスをもらえる最高の場となるわけですね。


経営者というのは、沢山の友人はいても、ホンネで腹を割って話せる人は意外と少ないといえます。そのため優れたリーダーはここに心を砕きます。自分が「裸の王様」にならないように、社外に耳の痛いことも言ってくれる「仲間」を持とうと努力するのです。


---社外にですか?


社内では、経営者が優秀であればあるほど、正面から苦言・進言する人材がどうしても少なくなる傾向があります。実際、優れた会社のトップの特徴のひとつに、○○会と称して定期的に講師を招いての勉強会を開いたり、酒を酌み交わしたり、経営者同士で自発的にさまざまな交流会を行っていることがあげられます。こうしたネットワークが幾重にも張り巡らされているため、視野が広がり、客観的に常に自己を観察することができるのです。


---自己を客観視できるとは、具体的にどういうことでしょうか?


実は先日も、ある会社の先代から「ありがとう」と感謝されました。「息子は私のいうことに反発ばかりしていましたが、『守破離』に行きだしてからは、とても自然に親子でコミュニケーションがとれるようになりました」と。同じことをいわれても、実績のある経営者の助言なら耳を傾けられるんです。あらためて、「親父」の言っていることがわかりはじめたと胸中を吐露する二世経営者も少なくありません。これからも、経営決断の重要な節目で、経営者に的確な指針を与えられるような「守破離」を目指しています。


塾長インタビュー「守破離とプロ経営者」



ページTOPへ戻るホームニューエアについて業務案内採用案内コラムお問い合わせサイトマップ
Copyright (C) 2002-2015 Newair Corporation.All Rights Reserved.