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ホーム業務案内人材育成プログラム<新人研修(5日間合宿)<2つの「なぜ」

2つの「なぜ」


なぜ新入社員が育たないのか


それは、教育方法が間違っているからです。とくに新入社員を育てるには注意が必要です。方法論を誤ってしまうと、思わぬ落とし穴にはまりかねません。社内で先輩が教えるのもよし、OJT(オンザジョブトレーニング)もよしです。しかし、一番最初に厳しい「しつけ」と「意識改革」を行わなければ、新入社員の大きな伸びや成長はあまり期待できないのも事実です。結果、新入社員が育たないということになるのです。間違ってはならないのは、新入社員は勝手に育たないということ。新入社員の多くは「一般常識」や「マナー」が身についていない、いわば「半人前」です。


そのため「鉄は熱いうちに打て」の格言通り、最初の早い段階で正しくしつけないと、変なクセがついてしまい、「怖くて人前にだせない」社員になってしまいます。このような新入社員が貴社のブランドイメージを低くし、貴社の信用をなくしてしまうのです。企業の質はそこで働く社員の質によって決まります。とくに新入社員をみれば、企業のレベルがわかります。「どこに出しても恥ずかしくない」新入社員を育てるには、何より、厳しいしつけと意識改革を行えるほどの真の指導者が必要となるのです。指導する側の器量以上に、新入社員の成長欲や目標達成欲は育ちません。「ホンモノかどうか」「信用できるかどうか」下は上を瞬時に見抜きます。新入社員教育に求められるのは、上滑りな知識詰め込み型教育や「なぜ」を深く追求しない丸暗記型の指導法ではなく、厳しいしつけと意識改革なのです。


なぜ今の新入社員は入社3年以内にやめてしまうのか


「7・5・3現象」が顕著です。しかも困ったことに、会社の規模・業種・知名度に関係なくです。「7・5・3現象」とは、新規学卒就職者の3年以内に離職する割合が、中学卒で7割、高校卒で5割、大学卒で3割にのぼる状況を表したものです。自分勝手で、上司や周囲のことを考えない行動をとる若者が非常に増えているといわれます。この「7・5・3現象」はなぜ起きるのでしょうか。いまの若い人は辛抱や我慢が足らないのでしょうか。


答えは、ノーです。


それは、社会人の先輩である私たちが、仕事の本当の楽しさ、プロとしての喜びを伝え切れていないからです。何のために働くのか、仕事とは何ぞやという仕事の哲学や思想をしっかりお伝えできていないからです。彼らの不満は、とても深刻です。世の中の不条理や不合理に対するきちんとした説明がないからです。若い人は上司に「君たちのいうこともわかるよ」と迎合されたいわけではありません。納得できる説明を切に望んでいるのです。ときには、厳しさも望んでいるのです。いまの若いモンはあいさつがなっていない、というのは誰でも簡単に言えますが、なぜあいさつが大切なのかを根元的に伝え、心の底から若い人たちに納得させるには、指導側のそれ相応の実力が必要です。


下は上を瞬時にして見抜きます。ホンモノかどうかを見抜くのです。新人研修で、いくら心構えやテクニックを表面的にお伝えしたところで、人として、人生の先輩として尊敬に値する人でなければ、新入社員は耳を傾けないのです。大事なのは、何を指導するかではなく、誰が指導したかです。講師と受講生との心の信頼関係が何より重要なのです。


ニューエア新人研修では、新入社員の即戦力化のために、5日間合宿で短期間・集中的に、できるビジネスパーソンとしての心構えを醸成し、身につけるべき基本能力の習得を目指します。



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