議論するテーマをあらかじめ決めておく以外は、詳細のカリキュラムは設定せず、枠にとらわれない自由な発想で議論を進めます。
教える側の「先生」と教わる側の「受講生」という構図はなく、ファシリテータがダイレクトミーティングの進行役を担います。
参加者がどんどん自分の意見を自由に話せるような雰囲気をつくれるか、また活発な論戦が繰り広げられるかどうかは、
ひとえにファシリテータの手腕にかかっています。
ファシリテータ(進行役)が「解答」を教えたり、「答え」に導くのではなく、全社で取り組むべき課題や実際現場で抱えている問題に対し、
参加者ひとり一人が「自分ならこうして解決する」といった議論を戦わせる点に大きな特長があります。
職場での悩みを一人が問題提起し、解決策をみんなで考えるというプロセスの繰り返しです。
「こうしてはどうか」「自分はこうやってうまくいったよ」など、参加者それぞれが持っている経験や知恵が多く出てくることも期待しています。
参加メンバーの「考える力」を醸成し、議論が白熱する中から自らの主張を検証し学んでいくところにダイレクトミーティングの醍醐味があるのです。
ムリに「結論」を求めないことがダイレクトミーティングの魅力であり、最大の特長です。この場では、「結論」を出すことをノルマにしていません。一般的に、会議では「結論」、研修では「落としどころ」が求められます。そのため、社外講師が研修等で「結論」や「落としどころ」に誘導するのはそのためです。「結論」を出さないと、参加者にとって、もやもやした気持ちになるし、心穏やかではありません。ポイントをまとめてもらった方が、参加者にとっては「何を学んだか」がはっきりわかるからです。しかし、大切なのは「何を学ぶか」ではなく「いかに考えるか」なのです。ダイレクトミーティングでは、問題点を自分で見つけ、解決策を自分でさがす姿勢が常に問われます。
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