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セミナー開講にあたって

想像してください。今から30 年後はどのような社会になっているでしょうか。 2045 年は、わたしたちが夢想だにしない驚くべき社会が訪れようとしています。 指数関数的に加速化するテクノロジーの進化により、米国のコンピューター研究者であり未来学者であるレイ・カーツワイル博士は、2045 年にはシンギュラリティ≠迎えるであろうと予測しています。 シンギュラリティとは「技術的特異点」のことであり、「技術的特異点」とは人工知能が人類の知能を凌駕する時点のことを意味します。にわかには信じがたい話ですが、2045 年までには人類すべての知能を結集してもかなわない人工知能が誕生するとレイ・カーツワイル氏は予測しています。 では、人間の頭脳を人工知能が超えてしまうという事実は、いったいなにを意味するのでしょうか。 それはシンギュラリティが、1 万年前の農耕発明や300 年前の産業革命に匹敵するくらい大革命であることを意味し、人類にとっての大転換期だということに他なりません。加速度的に進化し続ける人工知能は、わたしたちの暮らしや生活すべてに影響を与えるだけでなく、世界中のありとあらゆる産業に巨大なインパクトを与えることになります。

人工知能の進化は人類の終焉を意味する

車イスの天才物理学者として知られる英国のスティーヴン・ホーキング博士は、「人工知能の進化は人類の終焉を意味する」「人工知能が自分の意志をもって自立し、そしてさらにこれまでにないような早さで能力を上げ自分自身を設計しなおすこともあり得る。ゆっくりとしか進化できない人間に勝ち目はない。いずれは人工知能に取って代わられるだろう」「人工知能の発明は人類史上最大の出来事だった。だが同時に、『最後』の出来事になってしまう可能性もある」と述べており、スペースX 社の共同設立者およびCEO であるイーロン・マスク氏も「人工知能は将来「核よりも危険」になる可能性がある」「人工知能の発達により、人間を殺し始めることを合理的だと自ら判断するロボットが生まれる危険がある」「こうしたロボットは5年以内に人間を殺し始める」と警鐘を鳴らしています。
人工知能は将来「核よりも危険」になる可能性がある

「数十年後の人工知能の知性は懸念すべきである。」

加えて、マイクロソフト社の共同創業者兼元会長兼顧問であるビル・ゲイツ氏も、「機械は我々のために多くの仕事をして、きちんと管理すればポジティブな役割を発揮してくれるが、数十年後のロボットの知性は懸念すべきである。私はイーロン・マスクらと同じ意見を持っていて、なぜ他の人が懸念していないのか理解に苦しむ」と人工知能の危険性を説いています。

オックスフォード大学からも「現在の仕事の半分が20 年以内に、人工知能に置き換えられる」という衝撃的な論文が発表されたほか、米大手IT 企業も「10 年以内にフォーチュン500 のなかの40%の企業は生き残ることはできない」と予測しています。 こうした状況が懸念されるなか、世界中のさまざまな分野のトップクラスの専門家が「Singularity University/ シンギュラリティ大学」を設立し、NASA やGoogle も積極的に支援を行っています。また総務省も今年はじめ、人工知能分野の研究者やIT 企業の経営者を集め、霞が関の庁舎内で「シンギュラリティ」の異例の会合を開くなど、「2045 年問題」は日本政府にとっても重大な関心事項となっています。
経営トップセミナー
そこでニューエアでは、来る2015 年9 月24 日( 木)13 時30 分から、特別ゲストとして『2045 年問題、コンピュータが人類を超える日』の著者を持つ松田卓也先生(宇宙物理学者・理学博士/ 神戸大学名誉教授)を招聘し、経営トップセミナー「2045 年問題」を緊急開催いたします。 まずは、「2045 年問題」について理解を深めることが先決です。 その上で、自社や自社を取り巻く業界はどのような影響を受けるのか、また持続的成長を続けるために経営者はどのように備えるべきなのかなど、2045 年問題をより深く考える機会として、 本セミナーをご活用いただければ幸甚です。なお、本セミナーは経営者以外でも経営に準ずる方(取締役、執行役員、後継者等)であれば、ご受講可能です。ぜひ、経営陣の皆様そろってのご受講をお奨めいたします。

宇宙物理学者×経営コンサルタント

開催要項
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